デートの前後の関係を理解することが相手を見極めるポイント

男女がデートするまでのステップはいくつかありますが、デートの前後でのお互いの変化は4ステップあると思っています。

それぞれのステップでは、大半のパターンとして、交際関係を前進させるか終わらせるかの決断を下すことになります

それらを受け入れて、ステップを通過するのに他の段階よりも時間がかかる時もあれば、トントン拍子で進んでいく人もいます。
その理由は自分だけじゃなく、相手の思慮や判断もあるからです。残念なことに自分が会心の出来だと思っても、それを相手が良く受け取れなかったりするものなので、自分自身について健全な評価をされないパターンも多くあります。

この記事は、そのステップを明確にして
どのように動いていけば、まずは、うまい具合にデートまでたどり着けるかを解説します。
また、その後の一緒の時間を共有することのメリットも挙げていきます。

ステップ１：初対面時のアクション

まずはデートするにあたって、ある程度の良好な関係を作ることがステップ１になります。

相手によるとはいえ、いきなりデートに誘うのは敷居が高いと思っています。

まず最初の段階は出会いです。
こちらは、インターネット、友人の紹介、何らかの活動や社交グループでの出会い、婚活パーティーや合コンなど、様々で無数の異なる場所で行われるわけです。

その出会いのパターンが異なれば、お互いを知る方法も異わるわけで
2回目、3回目のデートに発展するような、次のレベルに進む工程も変わってきます。

つまり、相手が自分に対しての好奇心や興味があるかどうかを確認する機会も異なるわけです。

初対面の印象は数秒で決まると言われていますが、そのあとのコミュニケーションで挽回することができます。
積極的に自分の話を聞かせるだけでなく、相手の話にも注意深く耳を傾けることが大切です。
共通の興味や価値観を見つけ、共感を生むようなコミュニケーションを探るのがポイントです。

聞き上手に徹しながら、小出しに自分の情報を出していく方法と相手に対しての質問力を磨きましょう。

７～６割程度相手に話させるのが理想です。
ただ、出会う場所でこの戦略が変わってくるので、少ない言葉数でも自分を魅力的に紹介する言い回しを事前に考えておきましょう。

ステップ２：興味を持たせる、夢中にさせる

ステップ２は、引き寄せ段階とも呼ばれ、相手を自分に興味を持たせるためのステップです。

相手からして、あなたの異性としてどのように見られるか、またどこまでそれを成熟できるかの期間となります。

初期で、魅力的な印象につながる場合は、外観的な特徴が関係することが多いです。
それは、外見、体型、興味、しぐさ、性格や特性などが含まれます。この段階では、もとよりあなたの魅力はそれほど「深く」相手に刺さっていない可能性もあり、興味があるかないか、今後の発展があるかなど未知数です。

デートの時はそれぞれが相手を感動させようと一生懸命努力しているため、この段階ではその葛藤はあまりありません。多くの場合（常にではありませんが）、「この人は自分にふさわしい人なのか」ではなく、「この人を好きにするために何ができるのか」という話の方が多いのです。

つまり、そういった相手の様子をうかがうようなデートが3〜4か月続く場合があります。
その次に「この人は自分にふさわしい人なのか」という疑問が浮かび上がることも珍しくありません。
特に女性の場合、関係がどこに向かっているのかを理解したいという欲求もあるかもしれません。

恋愛関係について決定を下す際には、すぐに行動するよりもゆっくりと行う方が良い方向に向かう可能性が高くなります（関係が適切でないことが明らかでない限り）

ステップ３:「悟る」ことの大事さ

ステップ３は冷静に相手を分析することです。

デートも何回か続けた後、気持ちが落ち着き、冷静さも出てきて、いよいよ現実味を帯びてきます。
この状態だと二人の間の信頼はより強くなっており、より核心に向かって、自然でリラックスした状態の今まで以上の親密な時間が共有されるかもしれません。

そして、この時にはどちらも、認識違いや価値観の違い、お互いの欠点にも気付くでしょう。
長所や短所も同様ですね。

結婚を考えるのであれば、特に金銭関連は大事で、浪費家か倹約家か、きちんとお金に関して整理できるか、それともずさんでまとまりがないかなど
また、他にも一緒にいる時間が多いか、それとも別にいる時間が多いか

そしてそれを納得できるかなど、いろいろ問題や様々違いに気づかされるはずです。

この時期は本当に大事で、不平を言うだけじゃなく、問題を解決するためにお互いに話し合う時間を共有できるかどうかがカギとなっています。
もめ事がないカップルというのはかなりの少数派です。
関係を長く続けるのなら、話し合ってお互いに納得できるような習慣を作りましょう。

2人の間に親密さが芽生えるにつれて、カップルが日常生活に近い形で行動することになるので、言語的および非言語的の両方で、より多くの自己開示が出現します。

問題が解決しない場合は「私たちはどこへ向かうのか」という大きな疑問がさらに強く浮かび上がります。
女性は男性より先にこの質問をする傾向がありますが、どちらもこの質問に対する答えについて疑問に思っているかもしれません。

こういう状態になったら、一人一人が自分の内なる声に耳を傾け、知恵を絞る必要があります。自分の考えや気持ちをパートナーと話し合って、コミットメントを「押し付けない」方法を見つけることが大切です。

「私たちはどこへ向かうのか」と言われたら、ゆっくりと進むべきですが以下の理由も考えられます

ステップ４:コミットメントまたはエンゲージメント

「コミットメント」「エンゲージメント」はどちらも行動に関しての言葉で
どちらかというと、コミットメントは責任感からの行動を指しますが、エンゲージメントは自発的に行動している状態を表します。

ステップ４は最終的な段階で、カップルはパートナーの価値観、ライフスタイル、将来の目標をよく理解している必要があります。

お互いの家族や友人との関係が合わさることもあり、これがコミットメントフェーズの始まりかもしれません。

オープンで正直な会話はもちろん、カップルが現在と未来を一緒に計画するときに行われるべきです。子供、経済、キャリア、将来の目標、ライフスタイルに関する質問は、より十分に議論されるべきです。
お互いに違いがあることは普通のことで、オープンなコミュニケーションをとっているカップルは、これらの違いを互いにどのように処理するかに注意することですね。

結婚して離婚するのは大変なので、早い段階でここらを見極めたいです。

そういう意味では、エンゲージメントが大事になってきて
自発的に行動していかないと、男女で一緒に過ごしていく上で窮屈になってきます。

広い意味で言うと男女のエンゲージメントは助け合いです。

合う合わないの相性は当然ありますが、こちらから合わせる（助ける）努力というのはいつの時代も必要なことです。

まとめ　～デートで得るもの考えること～

デートは男女二人がお互いを知り始め、一緒にどのような関係を持ちたいかどうかを理解・把握する最善の方法です。
初めてのデートでは、一緒に何か楽しいことをしたり、自分の興味や趣味について話したりすることから始めればよいと思います。

セックスに興味があるからデートを選ぶ人もいれば、もっと長期的な視野でいろいろ考えている方もいます。

丁寧に逢瀬を重ねて関係が進むにつれて、カップルは一緒に将来について考え計画を立てるようになると思います。
別に相手は特別な人を見つける前に多くの人に会うかもしれませんが、最終的にあなたを選んだことはそれだけのあなたに価値があるということです。

デートとは、自分自身について、そしてあなたが恋愛に何を求めているのかを知ることですし、相手に伝えることでもあります。

・・・まぁ、うまくいかなくても大丈夫ですよ。この先何が起こるかわからないし、また別の人と出会うかもしれません。