「正直に言います!
結婚に向けて婚活してるんですから、お相手の方をじっくり品定めしちゃいます!!」
知人にこういうことをおおっぴらにはっきりと宣言する人がいるんですけど
・
・
・
うーん、全然その通りでいいと思います!!(笑)
結婚って人生において、超重要なイベントなんです。
しかも結婚生活というのはずぅ~~~と継続するものなので、結婚相手選びがどれだけ大事かわかると思います。
外見や経済力もそうですが、気遣いができるとか家事もできるとか・・・(女性目線すぎますね)
また、「なにができる」「なにをしてもらう」だけでなく「なにがどのぐらいできる」ということの方が大事だったりします。
でも、待ってください。
出会ったばかりだと、そこまでお相手のことはわからないと思います。
もう直接聞くか、同棲して長い時間をかけて観察していくしかないと思います。
なので、その第一歩として初回のデートで『ここはよく観ておく』という観察ポイントを解説したいと思います。
初回デートという品定め
相手のことをよく知るためには直接お会いすることが一番です。
お見合いパーティも同じことは言えるのですが、多対多という状況は相手の深いところまで見るのは難しいと思います。
1対1で会うからこそ・・・その機会をうまく使って、いろいろ観察しましょうか。
こちらも見るけど、相手も見てくる
当たり前ですが、向こうもこちらを観察してきます。
がっつり観察する気がなくとも、第一印象もそうですがうっすらイメージを持たれると思います。
だからと言って、気負う必要はありません。ありのままでいいと思います。
結婚するにあったって最初のうちは恋人感覚でも、長い結婚生活と言うのは気負って送るものではありません。
当然疲れてしまうので”ある程度”は自分の地(じ)を出すことがハードルを下げることにつながりますので、そちらの方が後々便利です。
ただ、本当に”ある程度”なので、だらしないとか清潔感がないようなことを出すことは辞めましょう。
というか、そこは直ちに改善してください(笑)
相手の価値観なんて所詮は相手依存のものなので、自身からしたら参考になりません。
あまり良い印象で見られなかった場合は、こちらが要因と言うより相手に原因がある場合もあります。
あまり気にしないで、ただただ第一回目のデートを羽目を外さないよう楽しめばいいと思います。
純粋に楽しむことは、場のテンションの底上げもされるので雰囲気はよくなりますよ。
でも、ミッションは相手を観察することでもあるので、それを忘れないぐらいでお願いします。
意識するポイント6個
実際にお会いしてみて、チェックするポイントを挙げていきます。
基本は減点方式ですね。悲しいですけどこのやり方が一番ケガしません。
良い所も見たいという方はそちらも判断基準にすればいいと思います。
誰しも短所はあるものなので、加点と減点方式をして結果プラスになれば良いですね。
ただ、お相手の良い所に関しては人それぞれの嗜好もあるものなのでここでは触れません。
注意するべきと言うところだけまとめました。
一点集中型もあぶないですね。「ここはすごい惹かれる!譲れない!!」と言う方はご注意を 離婚フラグたってますよ。
あと、豹変系は注意が必要です。
豹変系というのは、普段は温厚ですけど急にがらりと性格が変わるようなタイプです。
DVする人はこのタイプが多いです。
厄介なのは豹変というぐらいなので判別が難しいことです。
性格
テッパンの確認ポイントですね。
性格なんてものはすぐにはわからないので、まずは言動から推測ですね。
独特の言い回しや行動などはマイナスの対象にならないと思います。大事なポイントはそれが苦痛じゃないかどうかです。
個性なんてたくさんあるものなんで、細かい部分では良し悪しを判断できないと考えます。
好みの問題もあるのですが、私的に見るべきところは乱暴や粗雑さがないことですかね。
あとはめんどくさがりもNGです。
結婚は華やかなイメージがありますが、生活していく上でどんどんその華やかさは失われていきます。典型的な右肩下がりですね。
初めはいいですが、そこで本性が出てきたときに思いっきりあおりを受けるような性格はNGです。
結婚したてのキラキラ感は徐々に失うのはいいのです。極端な話ゼロになること自体は問題ないです。
ただ、乱暴、粗雑さ、めんどくさがりは間違いなく一緒に生活していく上でマイナスになってきます。
どうせお付き合いするのなら、ネガティブ要素多めの方は避けて明るい方を意図的に選ぶことを考えてみるのが良いと思います。
表情
これは良い表情する人を選んだ方がいいとかそういうことを言いたいわけではなく
表情から相手の性格を読み取るということで、判断材料のひとつとして意識します。
その時の気持ちが顔に出やすい人であれれば、何を考えてるのかわかりやすいですが
ポーカーフェイスの方だとわかりにくいですね。
わかりやすい人と結婚するというのも選定基準としてはアリだと思いますが、こちらも個人の好みによると思います。
極端な話、表情に感情が出てさえくれれば言葉は必要ないかもしれません。
私的には表情が出やすい方は好きですが、怒りやドン引きしている時もそのまま出すぎてしまうのはちょっと躊躇します。
楽しいことやうれしいことを素直に表情に出す人が好きですね。
歩く
歩いてるときどのような配慮ができるかですね。
精神論的な話になってしまいすが、結婚というのは同じ方向に進んでいくものだと思っています。
なので、一緒に歩いている時も歩幅は合うのか歩くスピードが合うのか、または合わせてくれるのかなどを確認します。相性と気配り的な問題ですね。
「歩くことと結婚で進んでいくことは直接関係あるの?」という疑問も湧きますが
因果関係があるのかないのか、受け取り方もひとそれぞれ・・・
私は合わす合わないというよりかは、どういう結果であれそこにストレスを感じないということが結婚生活を長く続けられるかな~と感じます。
若干、スピリチュアルな話ですが結構気にする方もいるのも事実です。
気配りできるか
相手に対して気遣えるかどうかです。その度合いも重要です。
平たく言ってしまえば相手に対しての思いやりでしょう。
常に気を遣ってもらうことではなく、ちょうどいい塩梅で気を遣えるかということです。
全く気を遣えない方は不器用通り越してNGですね。
話し合いで改善すればいいですけど、ナチュラルに気を遣うことができない方はこの世に一定数いらっしゃいます。
相手を気を遣う力は長い結婚生活で重要になってきます。
衝突したり、不仲になってくるのもこの力が不足している可能性があります。
でも、本質はパートナーに対して気遣いを求めるのではなく、自分もパートナーに対して気を遣えるように心がけることが大切です。
財力
愛があっても貧乏では嫌です。結婚を意識するのであればお相手の魅力は財力込みじゃないでしょうか。
結婚やその後生活していく上でお金が必要なのは間違いありませんが、どのくらいを望むかは人それぞれですね。
夫婦での合算年収(世帯年収)が希望の水準を満たせばいいという考え方になる方が多いと思うので、自分が稼ぎまくっていれば相手の収入を気にしなくなってくる方もいるでしょうね。
逆のケースの場合だと相手に収入を求める比重は高くなるでしょうね。
お金はあればあるだけ、結婚後の生活が華やかになっていく傾向が強いのものなので、できるだけ高めの収入の人を狙う方もいると思います。
価値観的にも自分と相手によって落差が大きく変わってくると思います。
また、相手の収入を知るのも担当直入には聞けませんしね。
でも安心してください。
大抵の結婚相談所はお相手を探す条件として希望の収入を指定することができますので、すでに把握されていてデートに臨む方は多いでしょう。
なので、わざわざ初デートで見定めることではないですが、おしゃれや食事にどのぐらいお金を使ってるのかをうっすらでも把握しておくと、その人のお金の価値観が知れるので今後の役にたつかもしれません
価値観チェック
結婚するにあたって一番大事なのが価値観だったりします。
分野を分けるとすれば「お金」「笑い」「過ごし方」「食事」です。
お金はいわずもがな。っていうか、この価値観がアンマッチすればするほど衝突も起こりやすくなるし、貯金がたまらないという可能性もでてきます。
笑いは笑いのツボです。さほど大事でもないようで笑いのツボが全く違って別れることは少ない気がしますが、笑いのツボが同じなら二人の仲はより良くなる傾向にあると思いますので、地味に役に立ちます。
過ごし方は「何をして過ごすか」「二人でどのように時間を使うのか」という観点で考えると生活する上での余暇部分になってきます。相性が良ければ良いほど場所と時間を有意義に共有できるともいます。
また、趣味が違って二人して別々なことやるとしても悪いことではありません。要は同じ場所にいて作業するってことが大切です。
嫌な人とは同じ場所に一緒にいたくないじゃないですか!
でも、好きな人とは一緒に居たい。これがストレスじゃなければないほど良いと思います。
子供ができたらなおさらですけど、結婚って他の誰よりも一緒にいる時間が長いと思うので・・・
というか、一緒にいたい人と一緒にいれることが最高の幸せだと思います。
最後に食事ですが、夫婦どちらが作るにしろ最低でも
まぁまぁおいしい料理か、並みの美味さがあってほしいと願ってしまいます。
人間が体力回復するのって、食事と睡眠、あとは好きなことやるなど(私の場合は岩盤浴やミストサウナ)です。
その食事がまずいor栄養価が低いというのは正直あり得ません。これは譲れない(私だけの感想かもしれませんが)
「胃袋を掴む」という言葉がありますがこの言葉は伊達じゃありませんね。本当にそうだと思います。
次も会いたいと思うか(思ってくれるか)
さんざんお相手を見定めること言いましたが、最終的には自分がどう思うかが重要になります。
要は「次も会いたいか」ですね
見定めも初デートで終わりでもないので次回も続きます。
・・・というか、失敗したくなかったら結婚する寸前まで相手のことを観察したほうがよいですね。
でも、忘れちゃいけないのが相手も自分のことを観察してることです。
採点してみて
さて、デートも終わりましたし採点してみましょうか。
採点といっても別にやり方は自由でいいです。何か物を買うときなどはそれぞれの項目で比較したりしますが、お相手はナマモノなのでこのやり方はあまり正しくありませんね。
「あ!いい人だ!!」と思う以外はこんな感じじゃないでしょうか
・惹かれるんだけど、まだよくわからないので決めかねてしまう
・可もなく不可もなくなので、まだ様子見ようか迷ってしまう
・タイプではないけど、好かれているようだから次も会ってみる
その場合は絶対次も会いましょう!
恋愛関係と違って結婚はインスピレーションみたいなものは重要視しないほうが良いです。
それより「会ってもいいかな」と思ったら2回3回会うことが大事です。
理由は
結婚というものは自分がどんな状況だろうが常に一緒にいることが多くなるので、事前に相手のいろいろな側面を見ておくことが大事なんです。これは嫌なところも含めてですね。
結婚してから「あれ?こんなんだっけ?」みたいにならないよう気を付けていただければと思います。
お相手の方にも同様なことも言えますので、結婚を考えるのなら自分の良いとこだけ見せないのも手ですね。
一日で結果を出さないでいい
本当にこれですね。一日で相手のことを見定めなくてもいいです。
「この人無いな・・・」と思ったり、不快な気持ちになったりしたら見限るのはまだいいのですが、一日・・・または少ない期間で相手のことを良い人だと認識するのは危険です。
交際を考えるとして、一日というのは短すぎるでしょうね。もう一回ぐらいは会ってみたほうが良いですね。
ただし、次につなげたい場合は最低限の良い印象を相手に与える必要はあります。
こちらが会いたくても相手が嫌がったらそれで終わってしまうので・・・
ちなみに結婚相談所のルール的に同時にアプローチするのは問題ないです。
ただ、交際になってしまうと並行でのお付き合いはできなくなるところが多いです。
まぁ、倫理的にもNGですしね。
つまり、交際期間はその人だけとしか交流が持てなくなるので、時間的な効率を考えるのであれば、他の結婚相談所やお見合いパーティーなどの掛け持ちをする方もいるということも事実です。
でも、そういうことをする人は少数派だと思います。
なので、交際に踏み切るには相手をじっくり見定めるという行為が大事になってくるのです。
交際期間中は他の相手を選べなくなるので機会損失になってきますね。
交際後も大抵の人は結婚を視野に入れると思いますが、最低半年ぐらい時間をかけたほうが安全です
たまに数か月で結婚する方もいますが、フィーリングが合いまくったのか、ノリがとても合ったのかはわかりませんが普通に危ないです。
中にはうまくいく方もいらっしゃいますが、私的にはおすすめしません。
まとめ
実際に初めて会ったときに意識するポイントを6個説明しました。
どれも大事ですが、決めるのはあくまでも貴方自身です。
私の知人に条件にこだわりすぎてなかなか結婚が決まらないという人がいます。
そういう人の決め手は「相手を許容する力」になってくるのかなと思ってしまいます。
決め手に欠けるならそれを上回るぐらいの長所を探してはいかがでしょうか。
私はささやかな思いやりを継続してできる人に当たりたいですけど、他にも良いところがある人もたくさんいると思いますよ。
それでは頑張って婚活していただければと思います。