当たり前の話ですが、結婚相談所を利用するということは結婚相手を探すことだと思います。
相談所を利用するということは高確率で結婚できると思います。
ただ、結婚目的に固執しないで、結婚に適した人を探すのに重きを置いてみてはいかがでしょうか
そこで結婚相手として『どういう人がいいか』ということを改めて考えなくてはいけません。
異性に対してマッチングするには好みの問題もあるでしょうが、今回は結婚を考えているので、結婚した後のことを考えて相手を選ばなければいけません。
自分の結婚観によるものが大きいですが、失敗しないように一旦考えをまとめてみましょう
相手ありきで探すより方針をきちっと考えた方がよいですね。
簡単にまとめるとこんな感じでしょうか
・子供は何人作るか
・お金はどのぐらい必要か
・価値観の相違はどこまで許せるか
まずは結婚の目的をしっかり見直しましょう
かなり遡ってしまうかもしれませんが『結婚ってなんでするんだっけ？』って言うのを思い出してください。いろいろ理由はあると思います。
さらに『こういう相手と結婚したい』というのも一緒に考えてみましょうか。
「動機」と「目的」と「理想」を精密に洗い出すことが重要となってきます。
あなたは結婚相談所で良い相手に巡り合えたとします。
とても素敵な人ですしその方と結婚もできそうですが、自分の理想がかなわない場合はどう考えるでしょうか。
結婚したいと思っている方も誰でも問わず結婚したいと思っている方は少ないと思います。
どれだけ自分の理想に近づけるかを考えていると思います。相手側だって同じ考えです。
具体的に言うと、結婚相手には経済的な面を求めているのに出会った方が「すごく好みのタイプなんだけど、金銭的に余裕がない方」だったとします。
人によって、立場や許容範囲が変わってきますので、相手が持っていないものを補えたりできるかもしれませんが、絶対に譲れないところもあることも事実です。
ここで判断を誤って結婚をしてしまうと、結婚生活を苦労する可能性があります。
だからこそ、目的の明確化と優先順位や妥協ポイントも決めておくとすんなりことが運ぶような気がします。
結婚のゴールはどこ？
自分の理想に100％マッチしなければ、妥協ポイントが存在するわけです。
顔もタイプ！会社も超有名企業！！気配りができたり優しかったり！！！
・・・ただ、結婚しても子供は要らない
こういう人がいたとして、自分が結婚の条件として子供が欲しい場合はどうしましょうか？
この方とご縁が無かったとあきらめるか、妥協して結婚する の2択になってくると思います。
妥協ポイントと言うのは、この場合結婚するにあたって「子供をあきらめる」ということです。
説明しなくてももうわかると思いますが、結婚する上でどこかをあきらめなければいけないポイント
つまり、それを妥協ポイントとここでは言っています。
初めにきついこと言いますが、妥協ポイントなく結婚できるのはほぼ0％だと思っています。
結婚相談所で出会うお相手というのは、どうしても自分がいままで生きてた中で歴史が浅い方になってしまいます。なので、自分が妥協しなければいけないというところができやすいです。
でも、問題は妥協する部分が多いからダメと言うことではありません。
そもそも妥協ポイントは多さを基準に考えるものではありませんね。問題なのは妥協ポイントの大きさです。要は自分が飲み込めない部分と言うことになります。
結婚する ＝ ゴール ではありません。結婚してからスタートなので、飲み込めない（消化できない）妥協ポイントと言うのは大きなしこりになってしまうので、絶対に妥協できない部分があったら、どんなに言い方と巡り合ったとしてもあきらめることが大事です。
あなたが描く結婚の満足ポイント
妥協ポイントの次は満足ポイントのお話しになります。
まず、はじめに妥協ポイントを加味したうえで結婚相手を探してみましょう。
もう妥協ありきの前提ということですね。
たまに「そんな婚活嫌だ」という人もいますが、そういう場合は妥協ポイントの埋め合わせできるような長所を探してみましょうか、または自分がその妥協しなければいけないところを埋められないでしょうか。
例えば年収が低いのであれば、自分がお金を稼いだりするということです。
理想というものに囚われすぎで、その方の本来の長所を見逃してしまうのは機会損失もいいところです。
そこで、満足ポイントという考え方なんです。
これは満足できるポイントをそのまま満足ポイントと言ってます。
結婚する上で満足するポイントですね。誰もが持っている当たり前の考えだと思います。
妥協ポイントを打ち消すとしたら、代わりに埋め合わせできる長所を相手に求めることもそうなんですが、妥協ポイントと言うのは本当に妥協できないとこで変えられない場合があります。そういったことを見直すということも満足ポイントにつながったりします。
でも問題もあって、理想が高い上に妥協の線引きはしっかりしてるのに、満足度が底なしになってしまう場合です。
もっとかいつまんで言うと「これぐらいできてあたりまえ」というマインドです。
なので、まずは満足するポイントも見直してみるのもひとつの手段だと思います。
理想の結婚とそのボーダーライン
妥協ポイントと満足ポイントをすり合わせた結果、結婚したいお相手のボーダーラインが決まってきます。
ここをちゃんと事前に決めておかないと、グダグダになってしまいます。
「理想のお相手」と言う考えは、ほっとくと理想を求めてしまう気持ちが大きくなってくるので、早めに対処することをおすすめします。
満足な結婚って？
お相手の方がハイスペックで第一に家庭を考えてくれるような人なら、大抵の方は満足しそうな気がしますが、必ずしも満足できないパターンも実際にあるので油断は禁物です。
理由としては自分のボーダーラインへのすり合わせが甘かったということもありますけど、全く予想だにしなかった短所が相手にある場合です。
なので、結婚前にじっくりと相手を見ていくことは大事な事なんです。
できるだけ一緒にいて、その人の性格・性質を把握しましょう。結婚前の同棲もできる限りしたほうがいいのは間違いないですね。
また、相手に大きな短所がなく、満足しないケースも存在します。
それは相手に対して異性をあまり感じていなかったり、ただ一緒にいてもつまらなかったりする場合です。もう一つ言うと別の恋愛をまだ引きづっている場合もあります。（現在進行形も含む）
結婚したら、ガラッと態度が変わる方もいると思います。
同様に結婚前に見通すしかないでしょう。
でも、最重なことの一つに「相手のことをどれだけ好きか」だったりします。好きじゃない人と結婚してもつまらないじゃないですか。
逆に言うと、どれぐらい好きになれるかと言うことも結婚が成功する秘訣だと思います。
最終的な落としどころ
よく価値観が一緒の方が良いということを聞いたことありますが、それ自体は間違っていません。
ただ、価値観ドンピシャのお相手探しって結構難しいと思います。
男女が別れる最大の理由は価値観の違いになります。これも間違っていないと思います
また、結婚するということは生活を共にするということなので、価値観の違いに直面しやすいです。
でも、一番重要なのは
そこでお互いに価値観の相違があった場合、どこまで許せるかを事前に決めておく必要性があります。
これは価値観マップというものを作っておけば、回避できると思います。
知人がこれを作っていまして、衝突が起きそうなところはジャンルごとに書き出しているそうです。
項目を例えて言うなら「お金」「家事」「食事」などです。
お金だったら、健康や食事には月10万以上使うけど、外出や趣味にはお金を使わないなどです。
お相手がこのルールを受け入れてくれるのか、それとも自分の意見を言うのか、もっと良い案をだしてくれるのか反応を見ます。
自分の価値観マップを打ち出すことによって、相手から回答をもとに話し合っていくのです。
めんどくさいかもしれませんが、結婚生活等のは”ある程度”は事前にこういう取り決めを作った方が良いです。後のトラブル回避に役立ちます。
思い出しました・・・
婚約した相手でもないのですが、昔こういったルールを無視するような人と交際していましたが、すぐに破綻した記憶があります。
結婚において価値観の違いもそうですが、約束してたことを破ったり（謝って改善してくれるならまだOK）するのもNGですね。
あとは苦手なことややる気がでないことは無理にやらせなくてよいと思います。
これも考え方の話になりますが、夫婦間の義務や責任は仕事に比べて少ないと思っています。
つまり、相手を強制する力は弱くなると考えます。
全く何もやらないというのはダメだと思いますが（とはいっても、その家庭の事情によります）できることや得意なことをやって、お互い支え合える方法を考えた方がといいですね。
あとは夫婦の夜の営みも重要な要素になってきます。相性の不一致は結婚する前に確認できるでしょうけど、回数や考え方については実際に話し合った方が良いですね。
ムードの無い話かもしれませんが、マンネリ化してきたら月〇〇回はするなども決めた方が良いかもしれません。
なんだかんだ言って、してみればしたで夫婦円満になるでしょうね。夜の営みはコミュニケーションの一環なんです。
我が家の場合は相手も私に合わせてくれますし、私自身も相手に合わせます。
喧嘩することが全くないということでもないですが、お互いに後を引かない性格というのも助けられています。
なので、基本お互いに我慢することはないので、もしかしたら最良の相手かもしれません。
まとめ
自分の中で妥協と満足のボーダーラインも決めましょう。
また、相手の心の中を読み取るのは100％不可能なので（50％なら・・・あるいは・・・）話し合いの機会を持ち理解し合いましょう
高いレベルで実現できていれば、これだけでも結婚に失敗することは激減すると思います。
結婚相手に望む条件って人それぞれだと思います。
それでも結婚しても長続きするような視点重視で考えると皆様が幸せになる確率はぐっと上がります。
個人的な意見ではありますが、私は華やかな人より地味めの人を選びます。
バリバリ偏見も入っているのですが、悲しいことに私の経験則でもあります。
地味めな人 ＝ 長距離走
正直、こういう傾向が多いので、結婚に向いてるのは地味めなひとなんでしょうね。
